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【BluePrism入門】switch文の使い方

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BluePrismの条件分岐

BluePrismとは以下のようにフローを作成しながら、自動化したい作業を実現していくRPA*1ツールとなります。

f:id:mtiit:20180822155107p:plain
見た目はフローチャートのようですが、構造化プログラミング言語のように記述していきますので、条件分岐で用いるswitch文(スイッチ文)が存在します。

本記事ではこちらの使い方を実例を元に紹介します。

Choiceを用いて実現

用いるのはステージの「choice」です。

作成するとデフォルトでChoiseOtherwiseがリンクされたオブジェクトが生成されます。

f:id:mtiit:20180828184443p:plain

今回は、C言語でいうところの以下の分岐を作成してみます。

int a;
scanf("%d", &a);
switch (a) {
	case 1:		printf("a = 1\n");break;
	case 3:		printf("a = 3\n");break;
	case 5:		printf("a = 5\n");break;
	default:	printf("others\n");break;
}

Choise1をダブルクリックすると、caseの分岐を記載できます。今回は、下記のようにしました。case1..等のところは名称なのでなんでもいいです。ポイントは、Choice Criterionのところに条件式を記載します。

f:id:mtiit:20180828185520p:plain

作成すると、分岐の数だけ自動的に Anchorが作成されます。

これの結果を、文字列の変数である print に値を書き込む Caluculation をそれぞれの分岐先に配置して動かしたGIFは以下となります。
例えばCal1では「"a = 1"」という文字列を変数printに代入、Cal5では「"a = 5 "」をprintに代入しています。

f:id:mtiit:20180828190811g:plain
変数aを変えれば、その結果とおりに動きますのでぜひ実際に作成して確認ください。

以上、BluePrismのswitch構文の入門記事でした。

*1:Robotic Process Automation