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【オープンデータ】東京都の河川について

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はじめに

東京都はオープンデータカタログリストとして色々と情報を公開しています。
それを眺めていると、管内河川一覧表というデータがあったので目を通すついでに情報を整理しました。興味があれば雑学程度にご覧ください。

東京都の河川

都内を流れる長い川は、4つの水系に分類されます。

  • 利根川水系
  • 荒川水系
  • 多摩川水系
  • 鶴見川水系

各水系の河川で長さが10km以上の川をピックアップしました。
結果は以下となります。

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利根川水系

利根川は、群馬県北部の丹後山あたりから千葉県銚子市あたりで太平洋に注ぐ日本最大の流域面積をもつ一級河川です。
もともとの利根川は荒川を合わせて、現在の隅田川の道筋で東京湾に注いでいましたが、江戸時代の利根川東遷事業によって利根川本体は都内を通過しなくなりました。

江戸川はまさしく江戸川区を流れる川で有名ですね。ちなみに、旧江戸川というのもありますが、惜しくも10kmに届いていません。
個人的には、荒川のすぐ隣を流れる中川綾瀬川も、利根川水系に分類されているのは意外でした。

荒川水系

荒川、隅田川、神田川と知名度のある河川が属しています。

荒川は、秩父湖または甲武信ヶ岳( こぶしがたけ )あたりから東京湾へと注ぐ一級河川です。
元々は利根川の支流ですが、日本最大の川幅を持つことで有名で、埼玉県の御成橋あたりで2,537mとなります。

隅田川は荒川の下流で、花火大会が有名ですね。その始まりは約300年も前からというところに、歴史を感じます。
神田川は、井の頭公園の池を水源として、隅田川に合流しています。

多摩川水系

10kmを超える河川の多さから分かるように、東京都管内河川で最も河川の総距離が長いのは多摩川水系となっています。。
多摩川は山梨県/埼玉県の県境にある笠取山( かさとりやま )が源流で、東京湾に注ぐ長さ100kmにもなる一級河川です。河口の近くには羽田空港があることでも有名です。

多摩川の次に都内を流れる長さが長いのは浅川で、こちらは東京と神奈川の間にある陣馬山( じんばさん )または堂所山( どうところやま )あたりを源流とする河川です。

鶴見川水系

10kmを超えるのが鶴見川だけという鶴見川水系ですが、こちらはなんと東京都に源流を持ちます。
源流は町田市にある泉を源流としており、横浜市鶴見区の河口から東京湾に注ぐ一級河川です。
水源の標高が170mしかないのも、他の水系とは違った特徴です。

終わりに

東京都管内河川一覧表という眺めるついでに、川について色々と整理してみました。
次回は、もう少しデータ分析に特化した記事を書いてオープンデータを活かしてみたいと思います。

以上、雑学記事でした。