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【ストレージ入門】ATA/SATA/SCSI/SASの用語整理

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ストレージの規格でよく耳にする以下の4つを整理しました。

どれもコンピュータとストレージの通信規約で、コネクターの形状や電気信号の形式などを定めています。

4つの関係を整理

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ジャンルで分けると、

サーバで利用

SCSISAS

パソコンで利用

ATASATA

パラレル通信

SCSIATA

シリアル通信

SATASAS

で綺麗に分かれています。

ちなみに、各用語の簡単な補足です。

ATA

Advanced Technology Attachmentの略。
IDEという用語がありますが、これはATAと同等の意味です。現在はSATAに置き換わりつつある。

SATA

Serial ATAの略。
パラレル転送方式の問題点である「クロストーク」「スキュー」を解決するためにATAの後継仕様として登場。

SCSI

Small Computer System Interfaceの略。
コマンドをマルチスレッドで処理できることから、性能が重視されるサーバー用途で利用される。

SAS

Serial Attached SCSIの略。
シリアル通信による転送速度の高速化だけでなく、接続台数など拡張性も高い。


以上、4つの用語に関する入門記事でした。